冬の裏庭遊び

あけましておめでとうございます。

今年こそは、ブログを始めることにしました。ということで早速。

 

ここ古海の里に越してきて2度目の冬を迎えている。

昨年(2019〜2020年)の冬は記録的な暖冬・小雪で、特別豪雪地帯の片鱗すら感じることはほとんどなかったけれど、今年の冬は違う。

違うというか、これこそが信濃町らしい冬。

信濃町に来て5年目だけど、その中でも今年が一番雪が降っていると思う。

除雪は大変ではあるけど、雪がたくさん降るとやっぱりワクワクする。

我が家のまわりの積雪も1〜1.5mほどはあるんじゃないか。

さて、今日は色々と溜まった事務的な仕事を我が家のオフィスでPCに向かい合ってこなしていたのだが、なんとも天気が良いので困った、困った。

なにせ、年末年始はずっと雪が降っていたし、明日からまた大寒波が来る予報。

昨日も好天だったものの家のオフィスにこもって一日中事務仕事。

む〜。。外に出たい。せっかくの良い天気なのに。。

知人がSNSで、雪の森の散歩の写真をあげている。

もうあかん。我慢できない。よし、昼休憩時間に裏山へ行ってこよう!

そうと決まれば、行動は早い。

ビブパンツに履き替え、30lのバックパックに必要なものを入れ、スノーボードブーツを履いて準備完了。

最近はスプリットボードばかりだったので、たまにはスノーシューとソリッドボードを背負うスタイルで行くことにする。

真ん中が我が家。右端は空家なので、我が家はもっとも集落の山側で、裏山へのアクセス抜群

我が家の標高はだいたい海抜650mで裏山の頂上は820mほど。

標高差150mほどのお手軽散歩。

玄関をでたら、すぐにフィールドが広がっているって何と素晴らしいことだろう。

雪面には動物の足跡がたくさん!これは狐かな?

杉林の下は、枝からの落雪で固められて、雪面が固く締まっている。

滑るのはここは面白くなさそう。

よし、あそこの広葉樹の森を滑るラインでいこう。

なんてことを考えながら、少しずつ登っていく。

ここはかつて里の人が野尻湖の方へ出るために使っていた古い道。

この倒木をどかして、ハイキングやMTBで遊べるトレイルへと蘇らせる予定。

雪上MTBライドなんかもできたら楽しそうだな〜。

山頂付近はナラやカエデ、ホオノキなどの広葉樹の明るい森が広がっていて、とっても素敵。

木々の合間からは野尻湖や黒姫山、妙高山なども見えるお気に入りの場所。

とはいえ、積雪期以外は薮も多くてなかなか山頂まで来ることはないけれど。

 

そそくさと滑走準備完了。

なんせ昼休憩なのです、あくまで。

ここまで登りは40分くらい。

下りはあっという間。

なるべく良い雪を滑りたいので、北斜面で木々の間隔が適度なところを狙ってドロップイン!

狙い通り、雪は柔らかいパウダースノー、そしてこの板が本当に滑りやすい。

持っているスプリットボードがとても扱いずらいので、余計にこの板の素晴らしさに感動する。

多少重くても担いで登りたくなっちゃうよな〜、これだと。

なんて考えながら滑走を楽しんでいたら….

なんか誰かがこっちを見ているような…視線を感じる。

なになに??

…….。

カモシカ…。

めっちゃ、こっち見てる。

まあいきなりスノーボードで滑走してくる奴がいたら、向こうもなんだなんだ?となるわな。

しばらく見つめ合い。

そして彼は雪をかき分けラッセルしながら走り去って行きました。

こうして家の裏庭?裏山?で、野生動物に会えるって、本当素晴らしいことだと思う。

ちなみにここには熊の生息している痕跡も。

山頂付近で見つけた熊の爪痕

熊が家の裏を歩いてるって想像すると、怖いというより嬉しい感情の方が大きい。

自然が豊かだな〜と嬉しくなる。

そうそう、昨日は我が家の中にアオゲラかな?鳥が入ってきた。

家の中で羽を広げてバサバサされて、流石にちょっとそれは引いたけど…。

そんなこんなで、1時間ちょいで家へと帰還。

あ〜楽しかった。

昼休憩終わり。さて、仕事、仕事。

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