きのこ原木栽培に挑戦 Vol.1
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古海の里で古民家暮しを始めて2回目の春を迎えた。
畑の準備で3月くらいから、しょっちゅう近隣のホームセンターに出かけていたわけだが、どうにも気になるものがホームセンターに置いてある。
原木栽培用のキノコの種駒たち。
しいたけ、なめこ、ヒラタケ、クリタケなどなど、色々なキノコの種駒が売られている。
昨年は、山の中で採取するキノコ狩りの楽しさに目覚めたばかり。
最初は、天然物を見つければいいやーと思っていた。なんだか原木栽培って大変そうだし。
ところが、奥さんが簡単な椎茸の栽培キットを買ってきた。
なるほど、そうきたか。
う〜む。
やってみようかな。原木栽培。。
そんな時に見つけたのがこれ。
近所のコメリで、セールで安くなっていた。
確か400円くらい?
これなら失敗しても痛くないしな〜。
ということで、このナメコともう一つ、ヒラタケの2種類を買ってきました。
原木は適当に裏山に落ちている倒木でいいのかななんて考えていたら、どうやら昨年秋〜今年春の間に切った木でないと、具合が悪いらしい。
(古い倒木だと、他の菌糸が入ってしまっているため良くないらしい。)
さてどうしようかな〜と思っていたところ、黒姫高原に住む知人から、昨年切ったナラの木をあげるよと嬉しいお言葉。
さらに、手伝っているキャンプ場で昨年伐倒した桜の木と朴の木の原木もいただいてきた。
いよいよ準備が整ったということで、早速種駒を植え付けてみることに。
まずはドリルで原木に穴を開けていきます。
均等に間隔を空けて、穴を穿っていく。
穴の直径は種駒に合わせて、9.2mm。
メーカーによって、種駒の直径が違うらしく、ヒラタケの方は8.5mmのドリル刃を推奨しているが、9.2mmしか買ってこなかったので、それで済ませる事にする。
それから、キノコによって、適する木が違う。
よくある椎茸の原木栽培は、クヌギやコナラなど。
ナラの木は大体万能なよう。
が、ナメコには桜の木がいいらしい。そういえば、昨年森の中で見つけた天然ナメコも桜の倒木から出ていたのがあったっけ。
木が変われば、味やキノコの出方も変わるかもしれないな〜。
実験してみよう。
という事で、ナメコはナラと桜の2種類に植え付け。
ヒラタケの方は、ナラと朴の木に。
こんな感じで、今開けた穴にハンマーで叩いて、種駒を埋め込んでいく。
ナメコは100個、ヒラタケは250個。
結構大変。
原木も結構な数が必要。
タダでゲットできたからよかったけど、原木も買ってたらいい金額になってしまうね。
で、種駒を打ち込んだ原木たちに散水したのち、ダンボールとブルーシートを被せます。
これは仮伏せというそう。
梅雨くらいには、また場所を移動して本伏せとするよう。
さぁ、たくさんキノコが出てくれるかな〜?
楽しみ♫