信濃町・古道再生計画Vol.1
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昨年から構想していた、古海界隈そして信濃町のいたるところにある、かつて使われていてものの現在は荒廃してしまっている里の道の再生計画。
昨年は古海、熊倉、本道、赤川、駒爪、山桑、古間、富濃などの地区を地形図をみて、道がありそうな場所に目星をつけて歩きやMTBで踏査してきた。
結果としては、かなりワクワクするものでした。
こうした道を再生させて、再び歩いたり、そしてMTBで走れたりしたら、めっちゃ楽しいだろうな〜。なんて妄想をしつつ、とはいえ、薮やら倒木やら道の崩落やら、そうそう簡単ではない。
まずは優先順位を決めて、一つずつやっていくしかない。
まずは、自分の住む古海エリアの道から。
かつての古海登山道、川尻ー熊倉ー本道への道、そして我が家から野尻湖周遊道路へと繋がる道。
ということで、今日ようやく第一歩目、我が家から野尻湖への道に着手しました。
道の入り口はこんな感じ。
笹薮で道がわからなくなっている。
とりあえずビーバーで刈りまくる。
刈って刈って刈りまくる。
とにかく刈る。
拓けた。
道が。
なかなかいい感じ。
とは言え、今日はとりあえず入口から150m程刈っただけ。
まだまだ笹薮はあるし、それを抜ければ今度は倒木のオンパレード。
チェーンソーも必要だし、人手も必要でしょう。
が、とりあえず着手したので、俄然やる気が湧いてきた。
なんとか5月中には道を繋げて、MTBで走ってみよう。
そして笹薮を刈ってみたら足元にはエンレイソウが咲いてました。
もしかして、ここの道沿いには色々な花が咲いているのかもしれないな。
隣に住むケサミさんは、子供の頃この道を通って学校に通っていたそう。
道が復活したら、歩いてもらおう。
喜んでくれるかなー。
集落から道への入口付近には馬頭観音が倒れていたので、起こしておいた。
昭和9年と読める。
我が家も含め、ここ毛見の集落は昭和の始めに大火で全焼してしまい、現在の家が建てられたのが確か昭和9年ごろ。
家の再建とともに、馬頭観音も設置したのかもしれないな。
なんにせよ、計画は動き出したばかり。
頑張ろー!
”野尻湖への道は1日にしてならず”